爪水虫でも温泉に入って大丈夫?温泉の驚異的なパワーとは?

 

水虫という病名を知らない人はいないと思いますが、その詳しい内容まで知っている人は少ないですよね。
水虫は男性の病気のイメージが多いですが、女性でも5人に1人は水虫に感染していて一度水虫になってしまうと自然に治すことは難しいと言われています。
普通の水虫は指の間にできますが、爪にも水虫ができることがあります。

 

爪水虫といえば薬での治療が一般的ですが、実は温泉治療が非常に効果的だって知っていましたか?
爪水虫なら温泉は入っちゃダメなんじゃ?と思う人が多いかもしれませんが、実は正しい手順を踏めば爪水虫でも温泉に入ることができるんです。
温泉がもつ驚異的なパワーと、正しい温泉の入り方をご紹介します。

 

目次
  1. 爪水虫には酸性泉・みょうばん泉が効果大!
  2. 【全国版】爪水虫におすすめの温泉地はどこ?
  3. 自宅のお風呂でできるおすすめの爪水虫ケア

 

爪水虫には酸性泉・みょうばん泉が効果大!

 

温泉といえば、予防医学などの観点などから多くの温泉治療が推奨されていますがどこの温泉でもいいというわけではなく、きちんと成分を把握しておく必要があります。爪水虫に対して効果があるのは酸性泉とみょうばん泉の2つと言われています。

 

酸性泉

酸性泉は文字通り酸性度の高い温泉です。
抗菌作用が非常に高く慢性皮膚病に特効性があります。

 

爪水虫以外にもトリコモナス膣炎や疥癬。消化器病や慢性婦人病、糖尿病に効果があると言われています。
刺激が強いため、病弱な人や高齢者、皮膚の弱い人にはおすすめできません。

 

みょうばん泉

みょうばん泉(明礬泉)は粘膜の炎症を抑える効果があり、皮膚病や多汗症、結膜炎に効果が期待されています。

 

温泉は昔、大切な「医療機関」だった

温泉といえば今は観光地・娯楽施設といったイメージが強いですが、医学の発達していなかったその昔、温泉は大切な医療機関でした。
衛生に関する知識や医療技術が発達していなかったころ、伝聞されていた効能に期待して温泉に入ったり飲泉したりするなど、多くの人が病気回復を試みて利用していたのです。

 

自分の症状にあった成分をしっかり選ぶこと

温泉に入る上で重要なのはその効能・成分をよく確認しておくことです。
先ほどご紹介した酸性泉は細菌によるトラブルのある皮膚病には効果があるものの、アトピーのような皮膚病には刺激が強すぎて逆効果になってしまいます。

 

自分の症状に合わせたものを選ばないと、逆に症状が悪化してしまうためまずは成分をよく理解しておきましょう。

 

【全国版】爪水虫におすすめの温泉地はどこ?

 

【奥塩原温泉(栃木)】泉質は硫黄泉

栃木県那須塩原市の標高1000mの山間にある塩原温泉郷の温泉の1つです。
奥塩原温泉には新湯温泉と元湯温泉という2つの温泉がありますがすべての施設でにごり湯が沸き出ています。

 

新湯温泉の泉質は58〜68度の硫黄泉で、元湯温泉は40〜52度の硫黄泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉で特に元湯のほうが水虫に効果があると言われています。

 

【草津温泉(群馬)】水虫にもよく効く酸性泉

群馬県吾妻郡草津町にある温泉で、日本を代表する名泉の1つです。
水虫に効果のある酸性泉(酸性低張性高温泉)で場所によっては硫黄泉もあります。
酸性が非常に強くpH2前後もあるためふもとのダムでは酸性中和施設があるほどです。
水虫・爪水虫をはじめとする皮膚病や神経痛・糖尿病への効果が期待できます。

 

【蔵王(山形)】酸性明ばん・酸性縁ばん泉

神々の遊びと癒しの空間といわれる蔵王温泉は、山形県山形市蔵王に位置しています。
強酸性の硫黄泉で日本でも数少ない良質の明ばん・緑ばん泉の泉質を持っています。
高い血行促進効果に加えて表皮の殺菌作用や皮膚を強くする作用があります。

 

【小滝鉱泉(栃木)】鉄分・メタケイ酸を豊富に含む温泉地

体の芯から温まると評判の高い小滝鉱泉は栃木県八坂市にあります。
弱酸性の低張性冷鉱泉です。
他の温泉に比べると酸性による殺菌力は高くありませんが、日本でも珍しい鉄分を含んだ鉄鉱泉で、さらにメタケイ酸も通常温泉成分の約3倍以上も含まれいて、肌をつるつるにしてくれる効果が期待できます。

 

【要注意】温泉やスーパー銭湯で気を付けること

 

爪水虫でも温泉やスーパー銭湯など公共の期間を利用してもいい!と冒頭に書きましたが、きちんとした手順をふまないと周囲に感染させてしまう恐れがあります。
爪水虫や水虫は非常に感染力が強いため、周りの人に迷惑をかけないためにも正しい対処法をきちんと理解して、マナーを守って入浴を行いましょう。

 

共用のタオル・足拭きマット・スリッパは使用しないこと

まず爪水虫は温泉などのお湯の中で感染することはありません。
もちろん空気感染をすることもありません。
ではどこでうつるのかというと共用のタオルや足ふきマット、スリッパなどから感染します。

 

水虫は正式には足白癬(あしはくせん)といって白癬菌というカビが寄生することが原因で発症します。
白癬菌は皮膚表面の角質にあるケラチンという成分をもとにどんどん増殖してしまいます。
生命力が非常に強いため、水虫の人の足から剥がれ落ちた皮膚の中でも生き続けます。

 

さらに白癬菌は温度26度以上、湿度70%以上の環境で非常に活発に活動します。
温泉やスーパー銭湯はまさしく絶好のポイントです。

 

そのため多くの人が素足で使うタオル・マット・スリッパは白癬菌がついている可能性が高くなります。
そのため温泉などにいった際は自前のタオルや足ふきマット、スリッパなどを用意することが大切です。

 

お風呂にでたらしっかりと足を乾燥させる

お風呂から出た後はしっかり足を乾燥させましょう。先ほど書いたように白癬菌は湿った環境を好みます。
お風呂あがりの湿った状態のままにしておくとさらに水虫が悪化してしまうので、しっかりタオルドライしてすぐに乾燥させるようにしましょう。

 

通気性のいい靴下をはいておく

お風呂からでてしっかり足を乾かした後は通気性のよい靴下を履くことがおすすめです。
そうすれば他への感染が防げますし、薬をぬった場合も薬が床に付着するのをふせぐことができます。
水虫があるからといって温泉やスーパー銭湯にいってはいけないわけではありませんが、感染させてしまう恐れがあることを念頭において、周りに感染させないようしっかり対策をしましょう。

 

水虫になってない人が水虫を予防するためにできること

まだ水虫になっていない人は、水虫にならないよう予防することも大切です。
温泉やスーパー銭湯に行くときは以下の点に注意しておきましょう。

 

  • 足ふきマットは使わずに自分のタオルを使う
  • 足をしっかり拭いて乾かす
  • 家に帰ったらもう一度足を洗う。

 

タオルは洗濯してあるタオルであれば公共のものでも問題ありません、
白癬菌は洗濯洗剤によって流されてしまうため、きちんと洗ってあれば大丈夫です。

 

また白癬菌は付着したからといってすぐに発症するものではありません。
白癬菌が皮膚内に進級して感染するまでは最低24時間程度かかります。
ただし足に傷口がある場合は12時間程度で感染してしまう場合もあります。
そのため帰宅後にもう一度足を洗うことで感染の確率は大幅に下がります。

 

自宅のお風呂でできるおすすめの爪水虫ケア

爪水虫は残念ながら放置していてもよくなりません。
まずは一度きちんと医療機関を受診するようにしましょう。

 

ですが病院での治療以外でも普段家庭でも簡単にできるケア方法があります。
治療とあわせて試してみてはいかがでしょうか。

 

お酢で足湯をする方法

民間療法の中で一番有名なのがこの酢を使った方法です。
酢には殺菌力が高い酢酸が豊富に含まれているため水虫の改善に役立つと言われています。
お酢は家庭にある食用酢(穀物酢)でもかまいませんが、木酢や、竹酢などもおすすめです。

 

お酢を薄めて使う場合

足が十分浸るくらいの洗面器、もしくはビニール袋にお酢1にたいして、お湯を5〜10用意します。
お湯の温度は水虫が死滅すると言われている41〜43度くらいが理想的です。
そこに患部をつけて15分〜30分程度放置します。
しばらくつけておくと皮がむけてくるので、その後よく洗ってよく乾燥させます。

 

原液のまま使う場合

お酢を原液のまま使用する場合は、皮膚や患部への刺激が強いため、皮膚がもともと弱い人にはおすすめできません。
足をつけるのも10分以内にしましょう。

 

殺菌性の高い「木酢液」や「竹酢液」を入浴剤として利用する

毎日のさらに手軽な方法として、木酢液や竹酢液を入浴剤として使う方法があります。
木酢液には血行をよくしたり、さまざまな皮膚病の改善予防にも効果があり、普通のお酢と比べるとニオイもきつくないため全身つかるお風呂に使用しても問題ありません。(少し炭のようなニオイがします)

 

木酢液によって量はことなりますが、目安としてはお風呂のお湯(180〜200リットル程度)に対して、木酢液が入っていたキャップの1〜2杯程度いれると人肌に優しい弱酸性くらいになります。
後はいつも通りお風呂に入るだけです。

 

このくらいの分量なら毎日のお風呂で気軽に利用することができますよね。

 

小さじ1杯重曹を入れて足湯をする(浸す時間は10〜15分)

料理に掃除に、万能アイテムとして知られる重曹ですが、水虫にも高い効果を発揮します。
重曹にはタンパク質を分解する要素が含まれている為、古くなった足の角質を分解してくれる効果があります。
古い角質を取り除くことでより効果的に水虫治療を進めることができます。

 

重曹足湯のやり方

お酢の足湯と同じで、足が十分浸る程度の洗面器かビニール袋を用意します。
そこに水虫菌が死滅するとされている41〜43程度のお湯と小さじ1〜2杯程度の重曹をいれ、足をつけ10分〜15分程度おきます。
後はしっかり洗い流して、しっかり乾燥させておきましょう。

 

入浴後は必ず外用薬を塗ること

水虫に対する民間療法にはさまざまなものがありますが、どの方法も水虫を治すものではありません。
水虫の治療をすすめるために角質を取り除いたり、柔らかくする方法になります。
角質が柔らかくなることで、水虫の薬が浸透しやすくなり、治療が進みやすくなります。
足を洗ってしっかり乾かした後は外用薬をしっかり塗りこみましょう。

 

まとめ

水虫は一度なってしまうと長い間付き合わなければならない病気です。一度治っても再発することもありますし、何より何も考えずに暮らしていると周囲の人に感染させてしまいます。

 

ですがきちんとした対処法を知ることで温泉も、スーパー銭湯も同じように楽しむことができます。
温泉に行く際はマナーを守って、気持ちよく温泉のパワーに浸ってきてくださいね。


 

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